【本の紹介】カルマ真仙教事件
お盆休みを利用して上記の小説を読みました。
世間を騒がせたオウム真理教関連の事件を警察がどのように捜査していったのか、
リアルに描かれています。
筆者は元警視庁公安部でオウム真理教関連の事件を担当したこともあるようで、
どこまでがフィクションでどこからが真実なのかわからなくなるほど、描写が生々しいです。
オウム真理教関連の事件が発生した際には幼かったため、理解できていなかったのですが、改めて宗教の力を思い知ることができました。宗教の力が暴走するとここまで恐ろしいことを事も無げにやってしまうのが人間なのだなと感じました。
純粋に警察物の小説としても楽しんで読めますし、オウム真理教事件とは何だったのか?警察は当時どのようなことを考えて動いていたのか知りたい方にはおすすめできます。